未婚のままお亡くなりになった弟の遺産分割について没交渉となっていった相手に低額の代償金を支払うことで殆どの遺産を取得できた事案


遺産分割協議の解決事例

相続人十数名、音信不通や数々の難題を乗り越え、不動産と預金の大部分を確保した事例

事案のプロフィール
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ご相談者様
亡弟の姉(女性)

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相続財産・状況
不動産、預金
相続人:兄弟姉妹、甥姪など十数名


ご相談内容

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一部の相続人による拒絶と、十数名の調整という難題

子も配偶者もなく亡くなった弟様の遺産分割を進めていたところ、一部の姪から「判子は押さない」と拒絶され、協議が完全に頓挫してしまいました。相続人は十数名に及び、親族間での解決は不可能と判断された依頼者様は、複雑な調整を任せるべく当事務所へ相談にいらっしゃいました。


弁護士による対応と結果

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「調停のコスト」を説き、頑なな相手を交渉のテーブルへ

交渉に応じない遠方の姪たちに対し、「このままでは毎月遠方の裁判所まで調停に来ていただくことになる。交通費を考えれば、法定相続分を受け取っても割に合わない」と実利的なリスクを提示。これにより態度が軟化し、代償金を支払う形での合意を取り付けました。さらに、その動きを見て権利を主張し始めた他の相続人たちとも、粘り強い調整を行い、順次合意を成立させました。

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次々と判明する難題を一つずつ解消し、完遂

調査の過程で音信不通の相続人や未知の養子の存在が判明しましたが、あらゆる手を尽くして連絡を取り、理解を求めました。最終局面で一部の相続人が急逝するという不測の事態に見舞われましたが、事前に分割協議を完了させていたため難を逃れ、その相続人に代償金を支払うことで無事にすべての手続きを終えることができました。

解決のポイント:弁護士の視点

お子様がいない方の相続は、相続人が広範囲に及び、調整が極めて困難になる典型的なケースです。本件のように十数名が関わる場合、不測の事態(相続人の死亡や音信不通)が起きるリスクも高まります。こうした事態を避けるためには遺言書の作成が不可欠ですが、起きてしまった紛争に対しては、法的知識と粘り強い交渉力を持って一つずつ障壁を取り除いていくことが、依頼者の平穏な生活を取り戻す唯一の道です。

事例の詳細

争点

遺産分割

情報

依頼者:女性
被相続人との関係:姉
相続人:兄弟姉妹姪甥など十数人
相続財産:不動産(数千万円)、預金(数百万円)

ご相談内容

子も妻もなく亡くなった弟の遺産分割をしようとしていたところ、一部の姪から判子は押さないと言われてしまい分割協議が頓挫したため、

当所に来所されその後の遺産分割協議を依頼されました。

 

対応と結果

まずは、判子を押さないとの意向であった姪の方達に連絡を取り、何とか分割協議に応じてもらえないか交渉を開始しました。

 

なかなか交渉のテーブルにのらない状況が続きましたが、相手が遠方におり幸運なことに相続人の一人が県内に住んでいたため、このままだと毎月神奈川県まで調停に来て頂くことになるということをお伝えしました。

 

併せて法定相続分通りの遺産分割をしても交通費を考えると割に合わない旨も伝えたところ、代償金の金額次第では・・・という流れになり、何とか金額でも合意できました。

 

そうしたところ、当初は依頼者が被相続人の面倒を見ていたのですべて依頼者が相続して構わないと言っていた相続人が代償金をもらえるなら自分も・・・と主張し出しました。姪と同じ金額ならとこちらから提案して何とか合意を取り付けました。

 

無事解決かと思いきや、まったく音信不通の相続人が連絡をくれず、色々手を尽くしてようやく連絡が付き、一悶着ありましたが何とか合意できました。

 

次には既に亡くなった相続人に養子の方がいることが判明し、その方にも何とかご理解を頂きました。

今度こそと考えていたところ、遺産分割協議書の締結は完了したものの、金融機関の手続き中に、最初代償金を支払う合意を取り付けた姪が病気でお亡くなりになりました。

 

幸い分割協議自体は終わっていたため難を逃れ、その方の相続人に代償金を支払い無事解決となりました。

 

依頼者の方は預金の大部分と不動産すべてを相続でき、満足して頂きました。

 

やはりお子様がいない方には遺言を書いて頂かないと大変なことになるということを再認識してくれた事案でした

 

この記事の執筆者

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島武広島・鈴木法律事務所 代表弁護士(神奈川県弁護士会所属)
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