話し合いのできない兄弟と両親の相続を調停にて代償金をもらうことで解決した事案

この記事を読むのに必要な時間は約2分です。

遺産分割

性別:女性
被相続人との関係:子
相続人:依頼者と兄
相続財産:預金、不動産、生命保険など

 

ご相談内容

依頼者の息子さんが当ホームページから相談の予約。

 

関係が良好ではない兄と父母の遺産分割協議が全くできない。高齢であり自分で協議することは避けたいとの意向があり、また父母の遺産も正確に把握できていないことから、遺産の調査も含めて受任となりました。

 

対応と結果

当事務所で各金融機関に遺産の照会を掛けたところ、少なくない預金があることが判明しました。

 

また相手方が多額の生命保険を受領していることも分かりました。

 

相手方に遺産分割協議を求める通知を送付しましたが、何の回答もありませんでした。やむなく審判を見据え遺産分割調停を申し立てたところ、相手方が調停に出頭しました。

 

調停では、いまや最高裁判所の判例で一般化した生命保険の持戻しや葬儀費用などの負担が争点となりましたが、実家の不動産を含め相手方が遺産を全て取得し、依頼者が相応の代償金を受領することで合意が成立しました。

 

相手方とは全く没交渉であり、遺産も充分に把握できていませんでしたが、弁護士が介入することで無事に遺産分割が完了しました。
当初、地方にある実家以外の父母の遺産をあまり把握できていなかったため、弁護士が受任するか悩ましい事案でした。
もっとも「生前の父母の経済状態からして預金がないはずがない」「やれるだけやって遺産がなければあきらめも付く」とご決断され、遺産の調査を含め当事務所が受任することになりました。
最終的には、少なくない預金や生命保険金を発見できたことから、弁護士が介入して非常に良かった事案でした。

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この記事の執筆者

島武広
島武広島法律事務所 代表弁護士(神奈川県弁護士会所属)
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