著しく低い条件を覆し、相続した不動産の売却先を見つけ約7000万円を取得した事案

この記事を読むのに必要な時間は約2分です。

争点

遺産分割協議

情報

依頼者:男性
被相続人との関係:三男
相続人:依頼者、長男、次男
相続財産:不動産(評価額は1億数千万円)、預金(数百万円)

ご相談内容

お父様がお亡くなりになり、3人兄弟で遺産分割協議をしようとしたところ、兄二人が自分たちの都合の良い遺産分割案を押しつけ、

依頼者の方は何も相続できないような状況だったため、当事務所を訪れそのまま受任となりました。

対応と結果

兄弟二人に対し、遺言もないにもかかわらず依頼者の方のみが著しく不利な内容の遺産分割協議は承服しかねる旨の通知を送り、交渉を開始しました。

相手方は法律的にどうなるか事の重大さを理解せずに、多少の上積みをしただけの条件を提示したため、当然突き返して裁判所での手続きを利用する旨を通告しました。

そうしたところ、法定相続分を僅かに下回るであろう条件を提示してきました。

相続財産の殆どが不動産であり、最悪共有となると紛争が長期化することを考慮して、相手の提示を若干修正する条件で遺産分割協議をまとめることとしました。

その際、相手方と交渉している際に基準とした金額に比べて、こちらの取得する不動産が想定よりも遙かに高い7000万円程度で売却できることが判明し、更に買い取り業者が買い付け証明を出してくれたことも遺産分割協議をまとめる理由となりました。

買い取り業者を多数知り、高額な条件を引き出す不動産会社の担当者と懇意にしていたため引き出せた条件でした。

依頼者の方からは早期に想定を大きく上回る現金を手に入れることが出来、非常に感謝して頂きました。

この記事の執筆者

島武広
島武広島法律事務所 代表弁護士(神奈川県弁護士会所属)
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