相続財産である不動産の売却先を見つけ、行き詰まった交渉を打開した事案
遺産分割協議の解決事例
接道要件を満たさない不動産の売却先を確保し、停滞していた遺産分割を法定相続分で解決した事例
相続人:依頼者、父、次女

ご相談内容
お母様がお亡くなりになり、ご相談者様は父と妹と遺産分割協議を行っていましたが、話し合いが全く前に進まない状況が続いていました。家族間での解決に限界を感じ、現状を打破するために当事務所へご相談にいらっしゃり、そのまま受任となりました。

弁護士による対応と結果
相手方は法定相続分から大きくかけ離れた、根拠のない主張を繰り返していました。そこで当職は、対象不動産が「接道要件を満たしておらず価値が著しく低い」という親族間の共通認識に着目。こちらで不動産の売却先を見つける代わりに、無事に売却できた際は法定相続分通りに分けるという条件を提示し、粘り強く説得して合意を取り付けました。
不動産が含まれる相続では、法的な主張だけでなく「いかに処分(現金化)するか」という実務的な出口戦略が解決の鍵となります。当事務所は不動産業界とも懇意にしているため、処分が難しい物件でも、売却先を確保することで協議を有利に進め、早期解決に導くことが可能です。
事例の詳細
遺産分割協議
性別 女性
被相続人との関係 長女
相続人 依頼者、父、次女
相続財産 不動産、預金(数百万円)
ご相談内容
お母様がお亡くなりになり、父と妹と遺産分割協議をしていましたが、話が前に進まず、当事務所を訪れそのまま受任となりました。
対応と結果
受任後相手方と交渉を開始したものの、まったく根拠のない法定相続分をかけ離れた主張を繰り返すだけで話が進みません。調停から審判しかないかとも考えましたが、相手方2人とも不動産の処分については前向きであり、当該不動産は接道要件を満たしていないため、著しく価値の低い物件という認識は持っていました。
テコにするのはこの不動産しかないと考え、こちらで不動産の売却先を見つけるから、無事売れた場合は法定相続分通りで遺産分割して欲しい旨を伝えたところ、多少の抵抗はありましたが何とか合意をとれました。
すぐに購入してくれる不動産会社を見つけ、約束通り法定相続分とおりの遺産分割で終了となりました。
依頼者の方が私どもに依頼しなければ未来永劫解決出来なかったかと思います。
当事務所が不動産屋と懇意にしていることから、相続事件を解決に導くケースが最近多くなっています。
この記事の執筆者
- 島・鈴木法律事務所 代表弁護士(神奈川県弁護士会所属)
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当サイトでは、相続問題にまつわるお悩みに対して、弁護士の視点で解説をしています。また、当事務所にて携わった事案のポイントも定期的に更新しています。地元横須賀で、「迅速な解決」を大切に代理人として事件の解決に向けて取り組んでいます。
初回相談は無料でお受けしておりますので、お悩みの方は、お一人で抱え込まず、ぜひ一度相続に注力する弁護士にご相談ください。
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