難のある相手方と何とか遺産分割交渉をまとめ解決に導いた事案
遺産分割の解決事例
疎遠な親族との直接接触を完全に回避。弁護士による粘り強い交渉で法定相続分通りの解決を実現した事例
相続人:姉、ご相談者様

ご相談内容
お亡くなりになったお兄様の遺産分割が必要となりましたが、依頼者の方は以前からの関係性により、相続人であるお姉様と「直接の接触を絶対にしたくない」と強く希望されていました。精神的な負担から逃れ、自分たちの代わりに適正な手続きを進めてほしいという思いで、当事務所を訪れ受任となりました。

弁護士による対応と結果
相手方はあらゆる手段でこちらをコントロールしようとするなど、代理人としても非常に神経をすり減らす対応が続きました。さらに、調査の過程で被相続人が相続すべき未分割の遺産が残っていることが判明。その手続きも加わり、長期にわたる粘り強い対応を余儀なくされましたが、すべて弁護士が盾となって交渉を継続しました。
相続事件の中には、理屈が通じず、こちらを振り回そうとする相手方も存在します。専門家である弁護士ですら神経をすり減らすような事案であれば、ご本人にかかる負担は計り知れません。「関わりたくない」と判断した時点で早々に代理人を選任し、平穏な日常を守ることは、相続において非常に賢明な判断と言えます。
事例の詳細
争点
遺産分割
情報
依頼者:女性
被相続人との関係:妹
相続人:依頼者、姉
相続財産:預金、信託など
ご相談内容
従前の関係から二度と関わりたくないと考えた姉妹と被相続人である兄の遺産分割をしなくてはならなくなり、
直接の接触を絶対にしたくないと悩む依頼者の方が来所しそのまま受任となりました。
対応と結果
特に良い条件で相続したいなどのご意向はなく、単に相手方と関わらずに話を終わらせたいというご意向でした。
代理人としても想像以上の相手方でかなり難儀しました。相手方はあの手この手でこちらをコントロールしようとし、その度に対応を迫られました。
相続の話ならいくらでも出来るのですが、想像できないことをしてくるため代理人としても神経をすり減らす事件でした。
その間、被相続人が相続すべき遺産が未分割だったことなどが判明したため、その手続きも必要となり余計に時間を要し、また相手方が色々としてくるため、都度の対応を強いられました。
結局、法定相続分通りの解決となったのですが、正直解決したときは二度と相手方に関わらなくても良いと安堵したのを覚えています。
弁護士である私ですらそう感じるのですから、依頼者の方が逃げ出すことも十分すぎるほど理解が出来ました。
代理人を選任してあとは任せる、相続するとわかってすぐにそのような方針を選んだ依頼者の方が一番賢かった事案でした。
この記事の執筆者
- 島・鈴木法律事務所 代表弁護士(神奈川県弁護士会所属)
-
当サイトでは、相続問題にまつわるお悩みに対して、弁護士の視点で解説をしています。また、当事務所にて携わった事案のポイントも定期的に更新しています。地元横須賀で、「迅速な解決」を大切に代理人として事件の解決に向けて取り組んでいます。
初回相談は無料でお受けしておりますので、お悩みの方は、お一人で抱え込まず、ぜひ一度相続に注力する弁護士にご相談ください。
最新の投稿
- 2025.08.29Q&AQ:婿養子の相続はどうなりますか
- 2025.08.27Q&AQ:遺言執行者は財産目録の開示義務があるのか?
- 2025.08.27Q&AQ:生命保険金は遺留分の対象になるのか
- 2025.08.27Q&AQ:遺言執行者が相続財産を開示しない場合どうすればいいのか
- 不動産の相続を相手方に断念させ、株式・預金のみ遺産分割し数千万円取得した事案
- 不動産を取得し、その他預金の一部、合計2000万円弱を相続した事案
- 葬儀・墓などの費用全額を遺産から支出してもらい残額を法定相続分で分割して解決した事案
- 調停にて使途不明金を追求して流動資産のすべてである数千万円を獲得して解決した事案
- 先妻の子に相続放棄してもらい解決した事案
- 話し合いのできない相手方と複数の相続案件を調停にて代償金で解決した事案
- 遺産の殆どを占める生命保険金の持ち戻しについてこちらの主張を認めさせて解決した事案
- 話し合いのできない兄弟と両親の相続を調停にて代償金をもらうことで解決した事案
- 遺留分請求して短期間で数百万円獲得して解決した事案
- 遺言無効を断念したものの遺留分請求して数百万円獲得して解決した事案












