Q&A
Q:他の相続人が受け取った生命保険金に対し遺留分の請求をすることはできるか。
A 原則としてできません。 死亡による生命保険については、特定の相続人を受取人にしていた場合には遺産分割の対 象とはならないとされています。 ただ、相続人間の不公平が到底容認できないほど著しいものと評価すべき特段の事情があ る場合、遺留分の基礎となる財産に生命保険も含めて計算をすることになります。 具体的には保険金の額... 続きはこちら≫
Q:私が亡くなったらペットの面倒は誰が見るのでしょうか?
A:遺言を作成し、信頼のおける人に託すことを考えましょう。 そして、その人の同意を取り、ペットの面倒を見てくれることを条件として財産を遺贈す る公正証書遺言を残すことをおすすめします。 続きはこちら≫
Q:相続放棄はどのような手続をすればよいでしょうか?
A:相続放棄をするには被相続人が生活していた最後の住居地を管轄する家庭裁判所に申述しなくてはなりません。 具体的には、相続放棄申述書と必要な資料を家庭裁判所に提出することになります。 弁護士に依頼するのであれば任せればよいですが、ご自身でやるのであれば家庭裁判所に 持参することをお勧めします。 というのは、一般の方が過... 続きはこちら≫
Q:生前に贈与された賃貸アパートは遺産分割の対象になるのか
A:生前贈与された賃貸アパートは、特別受益として持ち戻しの対象となると遺産分割の際にその評価額を含めての遺産分割となります。 アパートが建っている土地を贈与された場合、土地部分は遺産分割の対象となります。 不動産の評価額によっては、他の相続人の遺留分請求を受ける可能性があります。 ですので、賃貸アパートの生前贈与は遺産... 続きはこちら≫
Q:相続財産が居住用の不動産のみだと遺産分割はどうなるか
A:以下の 4 つの方法のいずれかで遺産分割することになります。 ① 土地そのものを分ける「現物分割」 ② 一部の相続人が不動産を取得し、他の相続人へ代償金を支払う「代償分割」 ③ 不動産を売却し、その代金を相続人間で配分する「換価分割」 ④ 相続人間で共有する「共有分割」 これらの方法は、全ての相続人間の協議によって... 続きはこちら≫
Q:共有不動産を売りたいのですが他の共有者が同意しないとどうなりますか?
A:共有不動産の売却を希望する場合でも、共有者のうちの1人でも同意しないときには、共有不動産を売却することができません。 ただ、ご自身の共有持分については、他の共有者の同意を得ることなく、自由に売却できます。 ご自身の資金に余力があり、またご自身の共有持分の割合が大きい場合には、他の共有者の共有持分を買... 続きはこちら≫
Q親と同居している家を相続して住み続けることはできますか?
A親と同居していることだけで家を相続できるわけではありません。 住み続けるには、 遺言書を作成してもらう 遺産分割協議で相続する 方法があります。 遺言書を作成してもらう 親御さんに同居している不動産はご自身に相続させるという遺言書を作成してもらえれば、そのまま住み続けることがほぼ出来るといえます。 その... 続きはこちら≫
相続人全員が参加しなかった遺産分割協議は有効といえるか
Q:相続人全員が参加しなかった遺産分割協議は有効といえるか A:遺産分割協議は、相続人全員でしないと効力を生じません。 したがって、相続人全員が参加しない場合、効力は発生しません。 ただ、話し合った当事者間でそのような合意があるということは確認されます。 遺産協議に参加しない相続人がいる場合、調停を申し立てて、不参加を... 続きはこちら≫
相続人の一人が調停に出席しない場合の対応
Q:遺産分割調停を申し立てたのですが、相続人の一人が参加してこない場合どうすればいいのでしょうか。 A:遺産分割調停を成立させるには、相続人全員の合意が必要です。 一人でも相続人が参加しない場合、審判に移行します。 審判では、裁判所がどうするか判断できるため、欠席した相続人の意向を考慮せず、結論 が出ることになります。... 続きはこちら≫
遺産である不動産から発生する賃料は遺産分割が終わるまで誰が取得するのか
Q:遺産である不動産から発生する賃料は遺産分割が終わるまで誰が取得するのか A:この賃貸不動産から発生する賃料収入についての判例では、各共同相続人が相続分に応じて取得すると判断しています。 「遺産は、相続人が数人あるときは、相続開始から遺産分割までの間、共同相続人の共有に属するものであるから、この間に遺産... 続きはこちら≫