Q&A 寄与分を認めてもらうにはどのような手段をとればよいのですか?

この記事を読むのに必要な時間は約2分です。

質問

寄与分を認めてもらうにはどのような手段をとればよいのですか?

 

解答

基本的には裁判所に判断してもらうこととなります。

もちろん、相続人同士で合意できれば寄与分は認められるのですが、そのようなことは非常に稀です。

というのは、寄与分という制度を知っているかは我々弁護士を除いて殆どいないため、

遺言がなければ法定相続分どおりの相続という考えが固定化しているため、「どうぞ寄与分をもらってください」とはならないのです。

というわけで、家庭裁判所に寄与分を定める調停の申立をすることが一般的です。

多くの場合、遺産分割調停の申立をして、その中で話し合いが行われます。

遺産分割の方法について調停がまとまらず,審判手続きに移行することも多くあります。

いずれにせよ、寄与分は法的な主張立証をしていかなくてはならないため、専門家である弁護士に一度相談することをおすすめします

この記事の執筆者

島武広
島武広島法律事務所 代表弁護士(神奈川県弁護士会所属)
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