Q&A 相続財産を把握していないのですが、どのように調査すればいいでしょうか?

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被相続人の残した資料を手がかりとして地道に調査していく他ありません。

 

まず、不動産ですが、比較的容易に把握することが出来ます。

 

というのは、固定資産税を支払う必要があるからです。

 

お亡くなりになった時期にもよりますが、被相続人または相続人宛の固定資産税の納付書により被相続人の不動産を把握することが出来ます。

 

不動産を有している市町村が特定できるなら名寄帳を取り寄せることも有効です。

 

次に、預金ですが被相続人の家をしっかりと整理すれば、何かしらの手がかりが見つかるはずです。資料が出てきた金融機関に対して残高証明の発行を依頼すれば、回答を得られます。

 

横須賀市に永住していた方であれば、ゆうちょ銀行、横浜銀行、湘南信金、かながわ信金などは手がかりがなくても調査すべきです。

 

また、株式については、株式総会招集や配当の案内が送られてきますので、そこを手がかりにすれば把握できます。野村證券や大和証券など近所にある大手証券会社をあたってみることも有効です。

 

貴金属などの動産類は、実際に住居を探すほかなく、他の相続人が持ち出してしまうと遺産に含めることが困難となります。

この記事の執筆者

島武広
島武広島法律事務所 代表弁護士(神奈川県弁護士会所属)
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