全国に散っている多数の方や音信不通の方を見つけ出して何とか遺産分割をした事案

この記事を読むのに必要な時間は約2分です。

争点

遺産分割

依頼者

依頼者:女性

被相続人との関係:妻

相続人:兄弟姉妹姪甥など十数人

相続財産:自宅不動産と預金(数百万円)

ご相談内容

お子様なくご主人を亡くした依頼者が、遺言もなかったため、兄弟姉妹姪甥など十数人のかたとの遺産分割に悩んで依頼を受けました。

ただ、ご本人も疎遠だったため一体誰が相手になるか理解していませんでした。

対応と結果

相続人調査の結果、北は東北、南は高知と全国に相続人が散っていることが判明しました。

何とか自宅を死守したかったため、一人一人を訪ねて預金を法定相続分のみ支払うことで納得頂けるよう全国行脚をしていきました。

中には預金もいらないと言って下さる方もいらしたのですが、やはり不動産持ち分も・・・という方やそもそも連絡に応じてくれない人がいました。

粘り強く連絡を取り、交渉に応じてくれた他の相続人にもご協力頂き、何とか賛同して下さる方を増やしていきました。

結果、殆どの方の説得に成功し、僅かにいた不動産の持ち分も、という方も何とかこちらの要望に同意してもらうことが出来ました。

法定相続分通りなら郵送でのやり取りも可能ですが、こちらの要望が法定相続分を上回っていたため直接説明する必要があると考え、かなりの手間でしたが、直に会って説得したことが成功を導いたと考えます。

やはり相続においては、相手方に対し、いつ・どこで・どのように提案するかを慎重に検討することが必要となります。

この記事の執筆者

島武広
島武広島法律事務所 代表弁護士(神奈川県弁護士会所属)
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